エンジニアにコミュニケーションスキルが必要な理由

できるエンジニアになるためのスキルアップとは?

信頼を築くためのコミュニケーション

コミュニケーションスキルという単語を聞いたことも見たこともないという人はおそらく少ないでしょう。コミュニケーションをとる力、つまり対人能力のことです。エンジニア以外にもあらゆる業種職種で、コミュニケーションスキルが重視されています。ビジネス社会ではどんなシーンにも人と人の関係があり、それがなければビジネス自体が成立しません。お客様と店員という関係、上司と部下という関係、同僚同士の関係、他部門同士の関係、すべてその要素は人間です。人間同士のコミュニケーションが円滑に進まなければビジネスそのものに支障が出るため、どの業種でもコミュニケーションスキルを重視するのです。ところがこのコミュニケーションスキルに対して間違った理解をもっている人が少なくありません。人間同士のコミュニケーションが円滑であれば対人関係が円満になり、仲良くできるから良いという間違いです。コミュニケーションスキルとは、仲良くするスキルではありません。コミュニケーションスキルは、「必要なことを必要なタイミングで正確に受発信できる力」です。ただ波風立てないことだけを重要視して相手の言いなりになって迎合し、伝えなければならないことも伝えずにいるエンジニアは、コミュニケーションスキルが欠落していると自覚しましょう。

信頼を築くためのコミュニケーション

エンジニアのコミュニケーションスキルの重要性

ほとんどのエンジニアがプロジェクト単位で仕事をします。そのプロジェクトはお客様あってのプロジェクトです。まず、お客様が何を求めているのかを正しくヒアリングできなければ、どんなに努力して開発しても期待通りのシステムが完成することはまずありません。要求を正確に引き出すことがいかに重要であるかはエンジニアという職業についていれば身にしみて感じることと思います。要求を正しく引き出すことと同じく、双方の意思疎通が正確に行われなければなりません。ここに曖昧さがあったりズレが生じたまま放置すると、後にほぼ必ずと言ってもよいほどトラブルにつながります。抽象的なこと、曖昧なことをそのままにせず、その場にいる全員が共通の認識をもったことを確認できる力が必要なのです。これがエンジニアにコミュニケーションスキルが必要だといわれる理由のひとつです。コミュニケーションスキルを身につけることはそう簡単ではありません。

困難な仕事だからこそ

エンジニアの仕事は複雑であり、難解であり、困難がつきまといます。その困難に立ち向かうためには、担当者同士の信頼関係が大きく影響します。開発者側だけが一方的に努力したとしても乗り越えられない問題が多々あります。いかに発注側の協力を得られるかが非常に重要なのです。その信頼関係を築く上でもコミュニケーションスキルが重要です。ここではあえて最も距離が遠く感じられるであろう発注者と開発者という例を出していますが、プロジェクト内のメンバー間で信頼関係が重要であることは言うまでもありません。

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