エンジニアとしてスキルアップを考える際、キャリアプランも同時に考えなければなりません。進むべき方向性が見えないまま手探りでスキルを身につけるのはエンジニア人生を踏み出した初心者だけでしょう。エンジニアとしての一歩を踏み出す時点ですでに確固たる目的を持っている人は恵まれています。しかし、殆どの人は何らかのきっかけから広いIT分野のどこか一部分に足をかけるところから始まり、そこからようやくエンジニア人生の道筋が見えて進む方向を選ぶことになります。だからこそキャリアプランをしっかり持つべきなのです。
エンジニアとして収入をアップさせるために必要なスキルとはどんなものがあるでしょうか?例えばシステムエンジニアであれば、「知識的・技術的なスキル」だけでなく「考え方」「ビジネススキル」などさまざまな種類のスキルが存在し、そのすべてにおいて高いレベルが要求されます。そのスキルを証明するために非常に有用なのが資格の取得です。資格試験の攻略に取り組むことで自然と知識や考え方が身につき、スキルアップにつながることを考えると資格取得は積極的に検討したいアクションの一つといえます。
くわしく見るエンジニアがエンジニアとしてあり続けるためには、スキルアップが欠かせません。そのスキルアップは何もしないでも行えるわけではなく、自己への不断の投資が必要になってきます。不断というところが重要ですが、少な過ぎても意味がありませんし、多過ぎて負担になるのも困ります。そうならないために目安となるのは「収入の2割」です。これは技術の習得のみならず、人間関係の構築・交流といったものに使うものも含まれます。また、そのうちの「5%」を書籍の購入にあてるとさらによいでしょう。
くわしく見るエンジニアとしての生き方とは、大波を泳いでいるようなものです。常にスキルアップをしていかないと波に飲まれて沈んでいってしまいます。スキルアップのためには常に気をつけておきたい点が3つあります。その1つは「基本を身につけること」です。基本をしっかりとマスターすることでスキルアップの基礎体力を養います。2つめは「残業を減らすこと」です。自分の時間がなければスキルアップのための時間もとることができません。3つめは「質問をすること」です。自分にないものを身につけるためにも他人の意見は重要です。
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